小松拡幅 橋梁部18億円増額 相生有年道路 有年橋で25億円増額

近畿地整 小松拡幅

 近畿地方整備局は11月11日、2020年度第2回事業評価監視委員会を開き、6事業の再評価をした。
このうち橋梁関連は3事業で、▽一般国道24号寺田拡幅▽一般国道161号小松拡幅、湖北バイパス、湖西道路(真野~坂本北)▽一般国道2号相生有年道路。ほか3事業は▽一般国道165号香芝柏原改良▽一般国道307号信楽道路▽一般国道29号姫路北バイパス。
一般国道24号寺田拡幅は城陽市内の2・1kmの拡幅事業で、全体事業費は約168億円、事業化は2013年度、工事着手は2016年度、2020年3月末時点の用地取得率は約89%(面積ベース)、事業進捗率は約48%(事業費ベース。再評価後の事業費に対する進捗率は40%)。
埋蔵文化財調査範囲の増加や、鉄道会社との協議の結果による橋梁形式の変更などで、事業費全体で約28億円の増額が発生し、168億円に。
このうち橋梁形式の変更による増加額は9・8億円。当初は、現道国道24号に架かる跨線橋と同程度のクリアランスを確保し下部工を整備する計画だったが、事業化後、鉄道会社との協議により、鉄道の最新基準に基づいたクリアランスの確保と制限範囲外への新設構造物の設置を求められ、2014~2017年度に実施した橋梁設計で支間長を見直し橋梁形式の比較検討を行った結果、経済性・維持管理・保守点検難易性に優れた鋼7径間連続鈑桁橋を採用した。
一般国道161号小松拡幅、湖北バイパス、湖西道路(真野~坂本北)はいずれも滋賀県内の琵琶湖西縦貫道路の一部。
このうち小松拡幅は6・5km、事業化は1970年度、工事着手は1972年度、2020年3月末時点の用地進捗は約95%(面積ベース)事業進捗率は約54%(事業費ベース。再評価後の事業費に対する進捗率は約43%)。地質条件の変更にかかわり橋梁区間の基礎形式を変更したことで18億円増額。事業化時の橋梁基礎は、既往文献より地質を砂礫層と想定し、橋梁基礎形式を直接基礎で計画していたが、用地取得後可能となった橋脚位置での地質調査を行った結果、支持層が想定より深い位置であることが判明し、詳細設計を実施し、事業化以降の道路橋示方書の耐震設計の見直しに加え、橋梁基礎形式を杭基礎へ変更する必要が生じた‥紙面へ

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