大学などの研究機関とマッチング開始 関東地整 維持管理の高度化など 

 関東地方整備局は大学などの研究機関とマッチング開始する。
国交省では、現場において解決したい課題(ニーズ)に対して、その課題を解決できる新たな技術(シーズ)のマッチングを行っており、今回の公募もこの一環。大学等研究機関がもつ技術シーズを募集し、技術分野や課題ごとに技術研究開発体制の構築を図るもので、関東地整として初の取り組みとなる。
技術テーマは▽社会インフラの維持管理の高度化▽ビッグデータを活用した社会インフラの計画策定▽施工管理の合理化・省力化。
社会インフラの維持管理の高度化の研究例は、老朽化が問題視されている社会インフラストック(道路および河川施設)において、安心・安全を確保しつつ、合理的な維持管理に寄与する新たな技術(画像処理技術、センサ技術、維持管理DBなど)を活用した点検手法や的確な健全度評価、劣化診断・予測技術等の維持管理の高度化に関する研究など。
ビッグデータを活用した社会インフラの計画策定の研究例はSociety5・0(AI、IoT、ロボティクス)が目指す超スマート社会の実現のための国土交通行政における社会インフラの整備および管理の計画策定に関する研究など。
施工管理の合理化・省力化の研究例はデジタルツイン技術や最先端ワイヤレスネットワーク技術(5G、
PrivateLTE技術など)を活用し、遠隔や山間部の建設現場においても生産性
向上に資する施工管理の合理化・省力化技術に関する研究など。
応募技術の条件は新技術情報提供システム・NETISに登録されていない技術であることなど。
応募資格は大学・高等専門学校などで技術開発・研究に従事する個人・組織であることなど。応募技術の開発に参画している個人、民間企業、行政機関などは自ら応募者にはなれないが、共同開発者として申請することができる。
研究期間は2020年度から1~3年間。研究費は1件あたり500万円を上限として想定。
応募は8月7日から9月11までで、提出先ktr-shing@gxb.mlit.go.jp。質問も‥紙面へ