阪神高速 コンクリート表面保護募集 /7月頃から3年間試験

阪神高速 試験

 阪神高速はコンクリート表面保護材料の募集をはじめた。ASRにより劣化したコンクリート構造物に用いる透明のF種表面保護材料に関して、剥落防止性能を有する透明F種の性能規定化を検討している一環。さらに、暴露試験をはじめとする耐久性に関する試験の実施後に、一体性試験などの力学的性能を示す試験を実施することを通じて、力学的性能の耐久性評価に関する性能規定化についても検討している。
募集では、阪神高速道路コンクリート構造物表面保護要領に規定するC種相当の剥落防止性能を有しつつ、透明F種の品質基準に示す品質規格をおおむね満足する表面保護材料を対象として、性能確認試験を実施する表面保護材料を募集する。
阪神高速道路コンクリート構造物表面保護要領の規定によれば、▽B種=既設の鉄筋コンクリート、プレストレストコンクリート構造物の中性化により劣化、もしくはひび割れ、鉄筋腐食等が発生したコンクリートの補修、および新設の鉄筋コンクリート、プレストレストコンクリート構造物の中性化や塩害の予防保全に用いる種別(塩害予防や、従来から発生しているコンクリートの中性化やひび割れ等について用いる中防食を目的とし、塗膜に柔軟性を持たせるものである)▽C種=劣化進行により、コンクリート片の剥落による第三者影響が懸念される部位に用いる種別(B種の目的に加え、劣化の進行により、コンクリート片の落下による第三者に対する影響が及ぶ可能性があると考えられる部位に部分的に用いる)▽F種=ASRによる劣化の補修のために用いる種別。
材料は応募者が無償で提供し、試験体は阪神高速が製作するが、製作の相談をする場合があるという。材料の提供時期は7月頃、本試験の期間は3年間の暴露を含むため2023年9月ごろまでを予定している。
募集期間は17日までで、同社ホームページからダウンロードした所定の用紙により、メール(‥紙面へ