薄く吹き付けるだけで剥落対策/清水建設らタフネスコート技術研究会を設立

 清水建設、三井化学産資らは、ポリウレア樹脂を表面に薄く吹き付けるだけでコンクリート構造物の耐久性が向上する技術「タフネスコート」の技術的検証を終えたことから、技術の普及・発展を目指して技術研究会を設立した。発注者が積算資料や技術資料、施工業者などを照会できる体制を整えることで、採用に弾みを付けたい考えだ。
タフネスコートは、ポリウレア樹脂をコンクリート構造物の表面に薄く吹き付けるだけで、構造物の耐久性や耐衝撃性を高めることができる工法。コンクリート片の剥落防止や漏水防止にもつながる。使用するポリウレア樹脂は、1平方ミリ当たりの引っ張り強度が24N、伸び性能が200%の機能を持つものを採用。引張力が作用してもなかなか破断しないため、引張りに弱いというコンクリートの弱点を補うことができるという。コストと工期は、従来の繊維シート接着工法の2分の1程度と見込む‥紙面に続く