JR東 更なる耐震補強対策を計画 /新幹線高架橋柱の鋼板巻き立てや桁支点部の移動制限装置など工事着手 /在来線の移動制限装置は設計完了

JR東日本の主な設備の耐震補強施工エリアおよび実施状況

 JR東日本ではこれに加え、さらなる耐震補強対策を計画、新たな対策の検討を進めることとし、調査・設計が整ったものから順次工事に着手している。対策拡大の背景には、首都直下地震の想定震度が上昇したエリアがあることや、新たな活断層が顕在化したことなどがある。そこで計画は、最新の知見に基づき、これまで実施している対策のエリア拡大およびこれまでの地震被害の分析を踏まえている。
引き続き調査・設計を進め、必要な対策に順次着手し、概ね10年程度(2029年3月末予定)での完了を目標に置いている。
対象設備には、これまで実施している対策のエリア拡大と、新たな対策の二つを想定。
エリア拡大で検討している主な橋梁関連の対象設備は、新幹線では高架橋柱の鋼板巻き立てや、橋脚のRC巻き立てなど、来線では高架橋柱の鋼板巻き立てや、橋脚のRC巻き立て、桁支点部の移動制限装置の設置などを検討している。新幹線高架橋中の鋼板巻き立ては一部工事に着手しており、新幹線橋脚のRC巻き立てと在来線の移動制限装置は設計を完了、在来線橋脚のRC巻き立ては一部設計が完了している。
新たな対策として検討している主な橋梁関連の対象設備は、新幹線では桁支点部の移動制限装置の設置、在来線はなし。新幹線の移動制限装置の設置は工事に着手し・・紙面に続く