沖縄県橋梁長寿命化修繕計画2021-2030版
橋梁に厳しい環境 塩害で早く劣化する傾向

離島架橋

 沖縄県は橋梁長寿命化修繕計画を更新し、概要版を6月に公表した。対象期間は2021年度から2030年度までの10カ年で、対象橋梁は管理橋梁全橋の678橋。32%の219橋が、塩害環境にある橋。離島架橋は20橋。
 この計画に基づき‥紙面へ

◆2021年度から10年間で293億円超 後半5年間は多めに 

 対象橋梁の対策を抜粋集計すると、金額ベースでは10カ年で293億9140万2千円、各年度のシェアは7・1%~13・4%で、シェア10%超の30億円超えは後半の5カ年度に集中。最大が2029年度の39億3225万円(13・4%)次いで、2028年度の36億9188万5千円(12・6%)、2030年度の35億5972万4千円(12・1%)、2027年度の32億4869万4千円(11・1%)、2026年度の30億8302万5千円(10・5%)。
 一方、件数ベースでは‥紙面へ 

◆架替え、塗替え、断面修復で金額シェア75%(件数は10・2%)
 件数シェア7割超の点検は金額で16% 

 業務別では、金額ベースでみると断面修復関係が最大で84億4924万7千円(28・7%)、次いで架替え関係が79億6176万4千円(27・1%)、塗替え関係が54億971万6千円(18・4%)、点検が46億6258万1千円(15・9%)など。
 件数ベースでは、‥紙面へ 

◆架替、修繕、撤去 156橋で
 10カ年累計予算上位12橋でシェア5割超
 最大は架替え中の浦内橋で41億円超 

 橋梁別にみると、架替、修繕を伴うのは156橋で、架替は6橋、撤去は1橋、修繕は149橋。
 10カ年の累計予算が5億円以上となるのは離島架橋4橋を含む12橋あり(塩害環境8橋、通常環境4橋)、合計で150億3956万5千円。これは全678橋の10カ年の全予算(293億9139万円)の51%に達する。
 最大は架替え中の浦内橋(八重山、橋長271・1m、鋼橋・RC床版、塩害環境)で41億3616万2千円、次いで架替え中の大保大橋(離島架橋、北部、172・9m、COT桁橋、塩害環境)の36億9560万2千円、2024年度から断面修復などを進める浜比嘉大橋‥紙面へ 

◆断面修復 1億円以上21件で金額シェア5割に
 最大は26年発注の浜比嘉大橋 3億8千万円超 

 断面修復を実施するのは83橋(126件)で、予算は84億4924万7千円。
 単年度の予算が1億円以上の案件は21件(14橋)で、合計41億1254万1千円になり、金額ベースで断面修復予算のほぼ5割を占める。
 1億円以上の案件の各年度の予定件数は、2021年度が1件、23年度が2件、24年度が1件、25年度が1件、26年度が5件、27年度が4件、28年度が1件、29年度が4件、30年度が2件。
 金額が最多の案件は2026年度の浜比嘉大橋(離島架橋、中部、900m、CO箱桁、塩害環境)の断面修復他+点検で3億8261万9千円、次いで‥紙面へ 

◆塗替え 1億円以上19件で金額シェア85%に
 最大は28年度発注のやすらぎ橋 5億8千万円超 

 塗替えを実施するのは26橋(36件)で、予算は54億971万6千円。
 単年度の予算が1億円以上の案件は19件(13橋)で、合計45億8263万4千円になり、金額ベースで塗替え予算のほぼ85%を占める。
 1億円以上の案件の各年度の予定件数は、2021年度が2件、22年度が2件、23年度が1件、24年度が1件、25年度が3件、26年度が1件、27年度が3件、28年度が1件、29年度が5件。
 金額が最多の案件は2028年度のやすらぎ橋(中部、150・1m、鋼橋・RC床版、通常環境)の塗替他で5億8663万6千円、次いで東風平大橋(南部、580m、COT桁、通常環境)の塗替+設計で4億6200万円、‥紙面へ 

◆点検 1億円以上14件で金額シェア63%に 最大は28年度発注の屋嘉田橋 4億6千万円超 

 点検は1301件で、予算は46億6258万1千円。
 単年度の予算が1億円以上の案件は14件(12橋)で、合計29億2409万4千円になり、金額ベースで点検予算の63%を占める。
 1億円以上の案件の各年度の予定件数は、2022年度が2件、23年度が1件、24年度が2件、27年度が2件、28年度が5件、29年度が2件。
 金額が最多の案件は2028年度の屋嘉田橋(北部、140m、鋼橋・RC床版、通常環境)の点検で4億6186万8千円、次いで28年度の楚洲橋(北部、205m、COT桁、塩害環境)の点検で4億0185万5千円、‥紙面へ

◆離島架橋20橋に10カ年で78億円超 全管理橋予算の27%占める
 最大は架替え中の大保大橋で約37億円 修繕は断面修復が中心 

 離島架橋20橋は全て塩害環境にあり、全橋コンクリート橋。2030年度までの予算は20橋で78億3372万5千円で、沖縄県全管理橋梁の10カ年の対策予算の27%を占めている。
 架替え中が1橋、修繕中が1橋、今後修繕予定が9橋(2021年が2橋、22年が1橋、24年が1橋、26年が1橋、29年が3橋、30年度が1橋)。修繕はほとんどが断面修復関連。
 点検結果がⅢ判定の橋梁が3橋あり(瀬底大橋、伊計大橋、国仲橋)、いずれも修繕中か2022年度までの修繕着手を予定している。
 10カ年の予算が最も多いのが架替え中の大保大橋(北部、172・9m、COT桁、塩害環境)で36億9560万2千円、ついで‥紙面へ

沖縄県長寿命化修繕計画2 0 2 1 - 2 0 3 0 から抜粋集計③
沖縄県長寿命化修繕計画2 0 2 1 - 2 0 3 0 から抜粋集計③
沖縄県長寿命化修繕計画2 0 2 1 - 2 0 3 0 から抜粋集計②
沖縄県長寿命化修繕計画2 0 2 1 - 2 0 3 0 から抜粋集計②
沖縄県長寿命化修繕計画2 0 2 1 - 2 0 3 0 から抜粋集計①
沖縄県長寿命化修繕計画2 0 2 1 - 2 0 3 0 から抜粋集計①
沖縄県橋梁長寿命化修繕計画1
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沖縄県損傷事例
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