東京都 橋梁予防保全計画を更新
長寿命化や修繕 今後3カ年で705億円規模

東京都概算事業費

 東京都は3月30日、橋梁予防保全計画を更新した。
 都が道路法に基づき管理している管理橋梁は1221橋で、多くは高度経済成長期に集中して建設されたため、供用年数が50年を超える高齢化橋梁の割合は2020年時点では43%だが、10年後には半数を超え、20年後には8割近くが高齢化橋梁となる。
 橋種は鋼橋が41%・496橋、PCが25%・310橋、RC橋が11%・140橋、残り23%・275橋はその他。
 緊急措置段階となる判定区分Ⅳの橋梁はなく、早期措置段階である判定区分Ⅲの橋梁は7%‥紙面へ

重要橋 今後10年で59橋対策
事業費 架替含まず1400億円規模

 グループAの212橋は、将来に貴重な遺産として残さなければならない重要な橋梁(著名橋)と、架替え時に多額の費用と周辺への多大な影響が予測される橋梁(長大橋、跨線・跨道橋、主要幹線橋など)が対象。100年以上使い続けることを目指す。
 グループBの1009橋は、‥紙面へ

グループB橋 5年で139橋修繕
概算事業費は200億円

 グループBの1009橋については、2017年度から2019年度までに実施した第9次点検の結果、判定区分ⅢおよびⅡのうちランクDと判定された139橋を対象に、点検後5年以内に措置を講じる計画。2020年度までに措置に着手済み(修繕継続中)の橋梁も含む。概算事業費は5年間で約200億円。
 2017年度から‥紙面へ

日常管理など効率化・高度化
2030年向け180橋にドローン活用

 都では「未来の東京」戦略(2021年3月)で、「首都東京を支えるインフラの維持・更新の高度化」として、ドローンなどの活用により日常管理や災害時の対応を効率化・高度化を促進する考えを示しており、2030年への展開として、最新の技術基準に基づく橋梁長寿命化対策に180橋(累計)で着手することを公表している。
 また、耐震補強については、‥紙面へ

東京都が2021-2023年度に対策を講じる重要橋梁19橋
東京都が2021-2023年度に対策を講じる重要橋梁19橋