名古屋高速道路公社は7月1日、昨年から進めている新技術の公募に新たにに技術を追加した。
2技術は「マイクロクラックの発生の抑制が可能なコンクリート床版劣化部の部分はつりに関する技術」と「高速出入口部における逆走・誤進入対策に関する技術」。これで現在、計8技術を公募中だ。
今回追加された「マイクロクラックの発生の抑制が可能なコンクリート床版劣化部の部分はつりに関する技術」は、ウォータージェット工法などを対象としている。
募集の背景には、従来のハンドブレーカによるはつり処理は、コンクリート表面近傍に大量のマイクロクラックが発生することや、ハンドブレーカが鉄筋に接触すると、鉄筋とコンクリートの付着切れが生じ、床版の損傷がさらに進行すると考えられることがある。
想定している施工条件は主に4つで、‥紙面へ

