クローズアップ・橋梁塗装 2020年度発注
PCB、鉛、剥離剤関連 明記17件超
引き続き工事予想される 設計関連16件超
四国技術事務所 鋼橋塗替えの施工に関する手引き書(案)の作成も

2020年度の橋梁塗装設計業務 鉛PCB等塗膜調査業務
2020年度の橋梁塗装設計業務 鉛PCB等塗膜調査業務

 2020年度の塗装ならびに塗り替え塗装の発注状況をまとめると、PCBや鉛関連の調査や剥離剤を使用しての塗替え塗装などの調査設計・塗替工事案件が少なくとも17件ある。また、調査に引き続く工事が予想される設計案件も少なくとも16件ある。
 事業量も豊富で、2月以降に工期を迎える5000万円以上の案件も100件超。
 PCBや鉛関連の調査や、剥離剤を使用しての塗替え塗装などの調査設計・塗替工事案件では、設計業務は群馬県が目立ち旧塗膜分析を桐生土木事務所で2件、藤岡土木事務所で1件。塗替工事も群馬県が多く、藤岡土木事務所で2件、企業局管理総合事務所で1件、ほかに大阪府の八尾土木事務所で2件、鳥取県で2件など。金額が多額な案件はNEXCO関西支社の大阪高速道路事務所管内橋梁塗装塗替えが桁違いで、ほかに北海道開発局札幌道路事務所の板割沢橋塗装他一連など。
 今後工事が期待される設計業務としては塗装調査や塗替え実施設計などが並ぶ。ほかに、四国地整四国技術事務所では鋼橋塗装施工検討として、施工困難箇所に対応する技術の調査、施工環境改善技術の調査、鋼橋塗替えの施工に関する手引き書(案)の作成業務を土木技術センターに発注している。
 2月以降に工期を迎える5000万円以上の案件では、落札金額上位11案件はすべて高速道路関連で、最大はNEXCO関西支社関西国際空港連絡橋他2橋塗替塗装 、次いで同支社の大阪高速道路事務所管内橋梁塗替塗装(その2)。さらに阪神高速の塗装改良が4件続き、首都高速東京西局の塗装改修が2件、NEXCO九州支社の白岳高架橋他3橋塗替塗装、NEXCO関東支社の矢田川橋塗替塗装、NEXCO名古屋支社の漆沢川橋他1橋塗替塗装。
 案件数では名古屋市や美妻橋再塗装などを進める茨城県、岡山市、宮城県、山形県、新潟市、市川橋塗装などを進める千葉県、紋穂内橋塗替えなどを進める北海道、谷口橋側道橋などを進める静岡県などが多い。
 受注者の傾向としては‥紙面へ

2020年度塗装大型案件(2021年2月以降工期)
2020年度塗装大型案件(2021年2月以降工期)