清水立体 下部・支承大型化で115億円、全周検査路で10億円増額 島田金谷バイパス 大井川橋など橋梁で25億円増額

中部地整 豊橋バイパス②

 中部地方整備局は2020年度第2回事業評価監視委員会を10月30日に開き、11事業を再評価した。
このうち橋梁関連は6事業で▽一般国道1号静清バイパス▽一般国道1号島田金谷バイパス▽一般国道23号名豊道路の岡崎バイパス、蒲郡バイパス、豊橋バイパス、豊橋東バイパス。
一般国道1号静清バイパスは現在、平面で整備した清水立体区間2・4kmで、進捗は2018年1月に下部工に着手。
橋梁における構造・施工方法の変更は合計220億円の増額。内訳は主に5点で、▽最新の道路橋示方書を踏まえた設計により、構造物の耐震性向上が必要となったことで115億円増額▽平成26年の補強土壁工法設計・施工マニュアルの改訂により、地盤改良の追加及び地盤改良厚・改良工法が変更したことで30億円▽平成28年の新名神高速道路における架設中の橋桁落下事故を受け、供用道路の施工中の安全性確保の観点から、梁部の構造をRC梁から鋼製梁に変更したこと、道路橋検査路設置要領が改訂され、下部工検査路設置範囲の見直しが必要となったことで50億円増額▽場所打ち杭について、平成28年以降に揺動式掘削機の市場性が無くなってきたことから、全周回転式オールケーシング工法に変更したことで20億円増額▽新名神高速道路の橋桁落下事故を受け、 ベントの転倒に対する安全性確保の観点から、大型クレーンでの架設や一括架設に変更したことで5億円増額。
具体的には、下部工84基で支承規模を大型化したことで115億円増額(下部工が40億円→138億円、支承が16億円→41億円)、下部工73基で検査路を全周設置に変更したことで4億円から14億円へと10億円増額するなどした。
一般国道1号島田金谷バイパスは大井川橋梁を含む10・4kmの拡幅事業。2020年3月末時点の用地取得率は約85%、事業進捗率は約35%。設計基準の改訂による見直しで合計27億円増額となる。内訳は、▽最新の道路橋示方書を踏まえた設計により、構造物の耐震性向上が必要となったことで25億円の増額▽道路橋検査路設置要領が改訂され、下部工検査路設置範囲の見直しが必要となったことで2億円の増額。
具体的には下部工35基で、支承規模と下部工の大型化をするため25億円の増額(下部工21億円→40億円、支承4億円→10億円)、下部工28基の検査路を全周検査路に変更することで1億円から3億円へと増額する。
一般国道23号名豊道路の岡崎バイパス14・6km、蒲郡バイパス15km、豊橋バイパス17・6km、豊橋東バイパス9・2kmは、
2020年3月末時点の進捗率は、岡崎バイパスが用地取得率100%、事業進捗率約80%。蒲郡バイパスで用地取得率約99%、事業進捗率約58%。豊橋バイパスで用地取得率100%、事業進捗率約86%。豊橋東バイパスで用地取得率100%、事業進捗率約91%。
豊橋バイパスでは橋梁下部工における施工方法の変更で合計45億円を増額。内訳は▽最新の道路橋示方書を踏ま‥紙面へ

中部地整 豊橋バイパス①
中部地整 清水立体②
中部地整 金谷バイパス②
中部地整 金谷バイパス①
中部地整 清水立体①