塑性変形した鋼橋の部材矯正に用いる熱間加工に関する研究/ 国総研が公表

 国土技術政策総合研究所は9月7日、国総研資料第1108号として「塑性変形した鋼橋の部材矯正に用いる熱間加工に関する研究」を公表した。
鋼道路橋では、工場製作時の部材寸法精度の確保や、既設橋の通行車両の衝突などによる変形の補修において、その矯正方法のひとつとして熱間加工が行われている。熱間加工は、鋼材を加熱して矯正する加工方法で、適切に行われないと加熱による鋼材の機械的性質の変化から鋼道路橋全体の耐荷力への影響が生じる可能性があると懸念されている。道路橋示方書では熱間加工が規定されているが、詳細な施工方 法や鋼道路橋の品質への影響は明らかにされていない。そこで、熱間加工が鋼材の機械的性質に及ぼす影響について検討を行い、成果をまとめたもの。
さらに後半に、塑性変形した鋼橋の矯正にかかわる参考資料(案)として、既設橋の塑性変形した鋼部材の変形の矯正をするとき、特に熱間加工を検討、実施するにあたって、調査、計画、実施の留意点‥紙面へ