国総研 3つのメインテーマを公表 /橋梁の地震時挙動モニタリングシステム開発や、合理的な補修補強手法の標準化など取り組む

橋梁の地震時挙動のモニタリング

 国土技術政策総合研究所(国総研)では、8月20日、重点的に取り組む3つのメインテーマを公表した。3つは▽国土を強靱化し、国民の
いのちとくらしをまもる▽社会の生産性と成長力を高める▽豊かで暮らしやすい地域・環境を創る。これを「合言葉に研究開発を進め、社会の『これから』をつくる」考えだ。
具体的には、▽激甚化する気象災害に対する研究として、壊れにくい構造で粘り強く生活を守る堤防の開発や、洪水の危険性を伝達するシステムの開発に取り組むことで、洪水に対して安全・安心な社会の実現を目指すほか、▽地震等に対する防災・減災に関する研究として、橋梁の地震時挙動のモニタリングシステムの開発により、被害箇所を即座に検知し、より効率的な点検を行うことで、迅速な復旧を目指す▽インフラの維持管理に関する研究として、
道路橋や港湾施設について、法定点検の結果を踏まえ、さらなる合理的な補修・補強設計方法の標準化等を行い、より効率的・効果的な点検・補修の実現を目指す▽BIM/CIM、AIを導入した下水処理場運転操作、自動運転などに関する研究として、3次元モデルの開発により、橋梁・河川堤防・港湾・建築物などの幅広い分野における施工や維持管理を効率化し、建設現場の生産性向上を目指す▽スマートシティ、都市機能‥紙面へ

合理的な補修補強設計標準化