コンクリート委員会「養生および混和材料技術に着目したコンクリート構造物の品質・耐久性確保システム研究小委員会」(3種委員会) 委員募集

 土木学会コンクリート委員会は「養生および混和材料技術に着目したコンクリート構造物の品質・耐久性確保システム研究小委員会(356委員会二期目)」(3種委員会)の委員を募集している。
356委員会の二期目は、ひび割れ抑制も含めたコンクリート構造物の品質・耐久性確保のための養生の効果の定量的評価を中核に据えて研究活動を展開する。また、350委員会(コンクリート構造物の品質確保小員会)の提案した品質確保システムに基づいて、国土交通省が全国で品質確保の試行工事を継続的に行っているなか、地域や構造物ごとに品質・耐久性確保のための養生のあり方について検討を深める必要があるため、これを356委員会の活動内容に含めることとした。さらに、コンクリート構造物の品質・耐久性確保については、養生もさることながら、化学混和剤や混和材料に期待される役割が極めて大きく、特に、多種多彩な特性をコンクリートに付与できる高性能な化学混和剤の活用は、生産性向上を伴う品質確保に必要不可欠であるとして、これを356委員会の 3つ目の活動の軸にする。二期目の活動の成果に基づいて2022年版の示方書の改訂に貢献することも念頭に置き、主に3つの事項について、調査、研究にあたる。
まず1つ目として、養生の効果も含めた耐久設計と施工段階での品質の確認・検査のあり方を具体的に提示するほか、低熱セメントや中庸熱ポルトランドセメントについての標準的な養生
のあり方について検討する。
2つめとして、スランプ保持機能を高めた化学混和剤により運搬時間を延長した場合のコンクリート構造物の品質確保・生産性向上について調査研究を実施し、課題解決の方策を提案する。
3つめとして、国土交通省が推進する全国での品質確保の試行工事を技術的にサポートし、各地域において養生および混和材料技術を活用した品質・耐久性確保システムの構築のた
めの課題を抽出し、各地域でのガイドラインの作成および既存のガイドラインの改善に貢献する。
活動は2年間を予定しており、最初に全体委員会を1、2回開いて主旨と目的を共有した後、WGを設立。通常の活動はWG会合、メールなどネットを通じた情報交換などを柱として進める。
応募は、氏名、所属、連絡先、取り組みたい調査研究課題を、小委の渡邉賢三幹事長(鹿島建設)までE-mail(kenzo@kajima.com)で‥紙面へ