中部整備局/現場ニーズにマッチングした5技術の適応性を確認/生産性向上を推進

 中部地方整備局は現場ニーズと技術シーズのマッチングを実施し、2019年3月に成立したマッチング技術のうち5つの技術について現場での適応性を確認したと公表した。今後、シーズ提供者である各企業が新技術情報提供システム(NETIS)に登録すれば、建設現場の生産性を向上する新技術として直轄事業で活用を図っていく。
このうち橋梁関連は2技術で、▽現場ニーズ= 技術シーズ(シーズ提供者)の順で、▽地震時にリアルタイムで各種構造物の変状を把握したい=地震後各種構造物の構造健全性リアルタイム診断法(合同会社建築構造技術研究所)▽橋梁点検や構造物点検等において、コンクリート構造物のひび割れ状況 を目視以外の方法で把握したい=ドローンによる近接目視点検支援技術(三信建材工業株式会社)。
「地震後各種構造物の構造健全性リアルタイム診断法」は、土木構造物に設置した振動計で常時の振動特性を把握し、地震時およびその影響後の振動特性の変化を確認することで、低コスト、高精度かつリアルタイムで、構造物の損傷度合および損傷箇所を推定する技術。比較的安価な加速度計の短期計測により、橋梁の固有振動数および振動モードを同定する。今回の試行現場検証により、公募ニーズの達成のための土木構造物の振動計測、振動特性が抽出されること、連続桁橋に適応できるこを確認した。
「ドローンによる近接目視点検支援技術」は、橋梁下、屋内などGPSデータが取得できない個所において、自己位置推定機能と衝突回避機能を備えたドローンが、搭載したカメラで構造物を撮影し、撮影画像を解析ソフトウエアで図面と合成、ひび割れなど損傷個所の特定をする技術。陸上の橋脚、床板で‥紙面へ

地震後各種構造物の構造健全性リアルタイム診断法 試行状況
ドローンによる近接目視点検支援技術 試行状況