会計検査院 林野庁に改善要求/林道施設の長寿命化個別計画で不備/橋梁は1万0851橋

 会計検査院は、林道に設置した橋梁やトンネルなど「林道施設」の長寿命化に向けた個別施設計画の策定作業に対し、林野庁に改善を求めた。作業の過程で、施設全体や各部材の健全性を判定する長寿命化点検が未実施だったり、設置年など維持管理に必要な情報が記載された既存資料を活用していなかったりする不備が目立ったためで、適切な対応を要請した。
検査は林野庁が2018年度末にまとめた林野台帳に記載された国有林の林道1万3518路線のうち、5137路線を対象に実施。対象となる林道施設のうち橋梁は1万0851橋。
今回の不備の背景には、林野庁が計画作成を促すためにまとめた指針やマニュアルでは長寿命化点検を「林道施設の長寿命化を図る上で最も重要な点検」としている一方で、「作成要領」‥紙面へ