阪神高速中計 20~22年度/ 大規模更新・修繕本格化 /大阪湾岸道路西伸部、淀川左岸線技術開発促進 

阪高 連続斜張橋と1主斜張橋を整備する大阪湾岸道路西伸部

 阪神高速は4月に阪神高速グループの中期経営計画を公表した。期間は2020~22年度。リニューアルプロジェクトの本格実施や、淀川左岸線(2期・延伸部)および大阪湾岸道路西伸部の整備を着実に推進する新たな段階を迎える計画と位置づける。
リニューアルプロジェクトでは、14号松原線喜連瓜破付近をはじめ3号神戸線湊川付近および京橋付近、15号堺線湊町付近において、橋梁の大規模更新工事を本格化する。また、通行止めによる集中工事を活用して、橋梁の長寿命化を目的としたSFRC舗装などの大規模修繕工事をさらに推進する。
災害への備えの強化としては、落橋・倒壊を防ぐ対策は既に完了しているが、大規模地震の発生後に早期に道路(緊急輸送道路)機能を確保できるよう、大きな段差の発生を抑制する耐震対策として、落橋防止構造、支承補強、桁かかり長の確保などを推進する。
走りやすさと周辺環境の改善を目的に、損傷したジョイントを新しいジョイントに取り替えると共に、コンクリート床版に鉄筋などの補強を売ることで、一部のジョイントをなくす工事もする。
新たな技術開発、先進技術の適用としては、サイバー(仮想)空間とフィジカル(現実)空間を高度に融合させた、センサやIoT、ビッグデータ、AIなどを活用したサイバーインフラマネジメントによる維持管理の最適化を促進するほか、大阪湾岸道路西伸部の連続斜張橋と1主塔斜張橋の実現に向けた耐震や耐風検討を概ね完了する。ほかに、UFC床版の新規路線への採用に向けて必要な検討を実施するほか、大規模更新工事における急速施工などの技術開発を‥紙面へ

阪高 一部に高架区間もある淀川左岸線

阪高中期計画 大規模更新・修繕
阪高中期計画 ノージョイント化