新技術導入促進Ⅱ型 鋼橋とPC上部工事で /北陸地整 高力ボルト締め付けや出来形計測に 

 北陸地方整備局が3月に公表した総合評価審査委員会の2019年度の実績結果によると、新技術導入促進Ⅱ型(技術提案評価型)が、鋼橋上部工事、PC上部工事で実施されている。
新技術導入促進Ⅱ型(技術提案評価型)とは研究開発段階にある新技術を採用する工事。技術提案評価型において、上限額を示したうえで、実用段階に達していない新技術の開発、または要素技術の検証に関する提案を求め、工事の品質向上や公共工事におよぼす影響などを検証するもの。
鋼橋上部工事は妙高大橋架替上部工事で、製作時又は架設時における画像解析等を活用した品質管理の省人化手法について実施。工期は2019年6月12日~21年6月21日で、評価時期は21年7月。技術提案活用の背景には、高力ボルトの締付確認(供回り、締付忘れ)が、作業者の締付作業完了後に管理者が高力ボルト全てを目視で確認することに加え、その後に報告書も作成するため、管理者の業務負担が大きいこと、また、塗装についても同様に膜厚管理に負担が大きいことが課題となっていることがある。そこで、画像解析などの処理技術により、全量目視確認作業、報告書作成作業の自動化が可能となり、管理者の負担が軽減することに加え、確認漏れ(ヒューマンエラー)対策も期待できる、省人化に向けた技術を求めたもの。
PC上部工事は 能越道 洲衛高架橋(下り)上部工事、 能越道 洲衛高架橋(上り)上部工事で、架設時における情報処理技術等を活用した出来形計測等の省人化手法について実施。工期は2019年9月27日~21年3月25日で、評価時期は20年12月。技術提案活用の背景には、構造物の出来形検測を2人1組でメジャーで採寸して記録していることと、各寸法を写真に納め出来形検測調書を作成することが、大きな負担となっていることが課題となっていることがある。そこで、画像処理やレーザー計測などによる‥紙面へ