国交省 高速道4車線化/15カ所で着手 総事業費7080億円/1kmあたり64・36億円

高速道4車線化事業個所(2020)

 国土交通省は暫定2車線で運用している高速道路のうち、2020年度に4車線化に着手する15カ所を決めた。総延長は約110km、総事業費7080億円を見込む。単純計算で1kmあたり64・36億円となる。財政投融資を活用し事業費を確保する。いずれも4車線化の優先整備区間(約880km)に位置付けられている区間。今国会で審議している来年度予算の成立後の事業許可を目指す。事業許可後、高速道路会社が設計など業務の発注手続きに着手する。
事業費が500億円超の区間は6区間で、多い順に占冠IC~トマムIC間970億円、白川郷IC~五箇山IC間820億円、五箇山IC~福光IC間800億円、西会津IC~津川IC間660億円、伊予IC~内子五十崎IC間600億円、会津坂下IC~西会津IC間560億円。
一方、1kmあたりの事業費が多い順には、五箇山IC~福光IC間84・21億円、白川郷IC~五箇山IC間81・19億円、会津坂下IC~西会津IC間78・87億円、土岐JCT~可児御嵩IC間77・27億円、西会津IC~津川IC間75億円、印南IC~みなべIC73・85億円。
高速道路の暫定2車線区間のうち4車線化整備15カ所の概要は、事業費の大きい順に、次の通り。▽事業区間名=①延長(所在地)②事業費③1kmあたり事業費
▽道東自動車道占冠IC~トマムIC=①19・9km(北海道)②970億円③48・74億円
▽東海北陸自動車道白川郷IC~五箇山IC=①10・1km(富山県、岐阜県)②820億円③81・19億円
▽同五箇山IC~福光IC=①9・5km(富山県)②800億円③84・21億円
▽磐越自動車道西会津IC~津川IC=①8・8km(福島県、新潟県)②660億円③75億円
▽松山自動車道伊予IC~内子五十崎IC=①9・7km(愛媛県)②600億円③61・86億円
▽磐越自動車道会津坂下IC~西会津IC=①7・1km(福島県)②560億円③78・87億円
▽阪和自動車道印南IC~みなべIC=①6・5km(和歌山県)②480億円③73・85億円
▽徳島自動車道脇町IC~土成IC=①7・7km(徳島県)②460億円③59・74億円
▽紀勢自動車道大宮大台IC~紀勢大内山IC=①6・2km(三重県)②380億円③61・29億円
▽秋田自動車道湯田IC~横手IC=①7・7km(秋田県)②350億円③45・45億円
▽東海環状自動車道土岐JCT~可児御嵩IC=①4・4キロ(岐阜県)②340億円③77・27億円
▽米子自動車道蒜山IC~江府IC=①4・7km(鳥取県、岡山県)②250億円③53・19億円
▽舞鶴若狭自動車道大飯高浜IC~小浜西IC=①3・6km(福井県)②200億円③55・56億円
▽鹿児島道路伊集院IC‥紙面へ

高速道路4車線化事業個所(2020、1kmあたりの費用が高い順)