中国地整 岩国港臨港道路新港室の木線橋梁下部工/4億円近くで東亜建設工業に/事業再評価で橋梁構造に変更/橋梁事業費109億円から216億円へ

岩国港臨港道路新港室の木

 中国地方整備局は「岩国港臨港道路新港室の木線橋梁下部工事」の一般競争入札を実施し、落札者を3億9600万円で東亜建設工業に決めた。開札は12月11日。工事場所は山口県岩国市新港町3地先。
工事内容はRC橋脚工(P4)一式、仮設工一式、雑工一式。工期は2021年3月19日。
臨港道路整備事業(岩国港 装束~室の木地区)は2019年度の事業再評価で、構造形式を平面構造から橋梁構造に変更し、事業費と工期とも大幅に増加した案件。橋梁事業費は当初の109億円から216億円へと増加した。
事業採択は2004年度で、完了を2025年度に変更、総事業費を229億円に増加した。主な事業の進捗状況は既投資額113億円で、2019年度末現在の事業進捗率49%残事業費は116億円。
事業費は2017年評価時に173億円だったものを、2019年評価時で229億円へと32%増加。
事業期間も。2017年評価時に2004年~2020年で設定していたものを、2019年評価時で2004年~2025年に29%増やした。
増加の要因はⅢ期区間のルートおよび、平面構造から橋梁構造への変更で、約56億円の増加、5年延伸となった。
事業採択時、工場内における臨港道路の構造は、平面構造を基本とし、一部地下構造を想定していた。事業着手後、工場設備や車両動線を詳細に調査した結果、工場の操業に支障がないよう、一部ルートを変更するとともに構造を橋梁形式へ見直した。
また、今回の事業再評価で平面構造から橋梁構造へと変更したⅢ期区間の橋梁設計においては、連続桁の中間橋脚の支承について、新技術の中間多点固定構造を採用。これにより埋立地特有の軟弱地盤における地震時の共振を抑えるとともに、温度変化時の桁伸縮に対する拘束力が小さく有効としている。通常の地震時慣性力の分散を図るゴム支承の構造に対して、コスト縮減‥紙面に続く

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