沖縄道路メンテナンス会議 事後保全着手率/総合事務局16%、県14%、市町村15%/点検予定数ピーク 道路橋21年度、歩道橋23年度

沖縄メンテナンス会議 修繕着手率

 沖縄道路メンテナンス会議は4日、第2回連絡会を開き、1巡目の点検とそれを受けた修繕状況や今後の点検計画、歩道橋の接合部の損傷対応などを確認した。歩道橋は11月5日に近畿地方整備局が管理する神戸市内の青木横断歩道橋で大きな段差ができたことを受けて、11月7日に国交省がだした横断歩道橋の速やかな点検を要請する事務連絡と、土木研究所が出した点検時の留意点などを紹介したもの。
沖縄県域の1巡目点検を受けた、事後保全型の修繕・措置状況は、沖縄総合事務局が要対策数19橋に対し、対策着手済み3橋で、着手率16%、沖縄県が要対策数84橋に対し、対策着手済み12橋で、着手率14%、市町村が要対策数178橋に対し、対策着手済み22橋で、着手率15%。
2019年度以降の点検計画橋梁数は、道路橋が全管理者合計で管理橋梁2722橋(うち市町村管理1493橋)のうち、19年度は258橋(60橋)、20年度は463橋(226橋)、21年度が988橋(669橋)、22年度が754橋(512橋)、23年度が259橋(26橋)の予定で、全体、市町村ともボリュームのピークは21年度。
歩道橋は全管理者合計で管理橋梁97橋(うち市町村管理15橋)のうち、2019年度が13橋(2橋)、20年度が12橋(0橋)、21年度が12橋(0橋)、22年度が17橋(5橋)、23年度が43橋(8橋)の予定で、全体、市町村ともボリュームのピークは‥紙面に続く

■青木横断歩道橋接合部破断 事務連絡など

 青木横断歩道橋は国交省の事務連絡によれば、11月5日の17時30分ごろ、一般の利用者からの通報で、歩道橋スロープ部繋ぎ目破損による通路部の傾きを確認し、歩道橋や市道などを通行止めしたのち、架設支保工などで対応していたもの。
土木研究所の点検時の留意事項によれば、1973年に完成した同橋で、柱と剛結された箱桁と階段側の鈑桁の接合部の破断、鈑桁の傾斜が発見されたもの。今回の破断は、フックが溶接された箱桁側の取付板周辺部に腐食または亀裂が発生し、破断に至ったという。同橋の柱が支持する桁と階段桁などの接合部は、建設省標準設計のディテールに準じており、こうした継手部では、上面からの水の浸入や滞水による腐食、振動による疲労や当初の溶接不具合などが原因で、フックだけでなく、ピンやボルト、フックが取り付けられた鋼板などが変形・破断に至り、落橋に至‥紙面に続く

沖縄メンテナンス会議 点検計画(歩道橋)
沖縄メンテナンス会議 点検計画
沖縄メンテナンス会議 横断歩道橋損傷状況