2018年度受動態統計

統計年報から鋼橋抜粋

◆2018年度の橋梁・高架構造物工事請負契約金額は1兆4719億9800万円で9・9%増/
鉄鋼製橋梁(陸橋、水路橋、海洋橋など)生産 暦年21・8万トンで10%減 過去16年間で最低

 国交省の建設工事受注動態統計調査報告によると、2018年度の橋梁・高架構造物工事の請負契約金額(公共機関からの1件500万円以上の受注工事)は1兆4719億9800万円で、前年に比べ9・9%増加した。1割増しに迫る高い増加率は、前年の17年度が16年度に比べ7・9%減の1兆3396億8600億円だったため、反動増ともいえるものの、1兆4719億円超は過去13年間で最高額。1兆円越えは、対前年で7・7%増えた08年度と、13年度以降の毎年度。
公共機関からの1件500万円以上の受注工事の全業種を合計した請負金額は14兆8301億9500万円で対前年3・2%減、うち土木工事は9兆6384億9000万円で対前年4・3%減だった。
2018年度の建設工事の受注高は86兆9379億円で、前年度に比べ4・3%増加した。このうち元請受注高は60兆2323億円で、同4・2%増加し、下請受注高は26兆7056億円で、同4・5%増加した。
元請受注高のうち、公共機関からの受注高は15兆5942億円で、同2・3%減少し、民間などからの受注高は44兆6381億円で、同6・7%増加した。
経産省の生産動態統計年報の鉄鋼製橋梁(陸橋、水路橋、海洋橋など)の生産数量と金額の集計によると、2018年は218713トンで対前年10%減だったが、金額は1597億7900万円で前年並みだった。
数量は多少の凹凸はあるものの一貫して減少傾向にあり、2003年から2018年までで62%も減少、近年は3年連続でマイナス、過去16年間で最少となった。
金額も多少の凹凸があるものの一貫して減少傾向にあり、2003年から2018年までで56%減少、ボトムは16年の1499億5000億円だが、4番目に低い水準となった。
数量の減少よりも金額の減少幅の方が‥紙面に続く

◆PC建会員 2018年度受注 3485億円で16%増/
橋建協は23・8万トンで6%増 金額は917億円で10%増

 PC建協がまとめた2018年度の会員会社の受注高は3485億円で、前年に比べ16%増加した。工事種別では、新設が対前年8%増の2609億円、補修・補強48%増の876億円となっている。施主別では中央官庁が対前年6%減の618億円、地方自治体が1%減の723億円、高速道路会社が74%増の1758億円、鉄道会社が30%減の286億円となった。
また、国内鋼橋大手の横河ブリッジホールディングスが公表した国内橋梁発注量と橋梁受注高によると、2018年度の受注実績は23万8000千トンで6%増、917億円で10%増となっている。
建設工事受注動態統計調査報告による2018年度の橋梁・高架構造物工事の請負契約金額(公共機関からの1件500万円以上の受注工事)が1兆4719億9800万円だったことから、PC建協と橋建協の会員受注合計が5402億円となっているため37%を占めている。うち鋼橋については、暦年と年度の期ずれはあるものの、数量ベースでほとんどを、金額ベースで6割を橋建協の会員で占‥紙面に続く

建設工受注動態統計から橋梁・高架構造物抜粋