NEXCO中日本 革新的な保全マネジメント「i-MOVEMENT」/企業・大学と交流会設置へ 名古屋・東京で説明会

i-MOVEMENTでの実証メニューのイメージ

 NEXCO中日本は、最先端のICTやAI、IoT、ロボット技術などを活用し、革新的な高速道路保全マネジメントを実現する「i-MOVEMENT」で、企業や研究機関らとオープンイノベーションを推進するためのイノベーション交流会を設置、賛同する企業や大学などを募る。21日に名古屋市内、23日は東京都千代田区内で説明会を開く。
i-MOVEMENTは、高速道路管理の高度化、効率化を目的にNEXCO中日本が進める取り組みの一つ。「10年先を見据えた保全・サービス事業の運営改革」をテーマに、「次世代技術を活用して」▽交通運用▽料金サービス▽メンテナンス▽保全マネジメント▽保全サービス事業による地域活性化の5つの領域で取り組む。メンテナンス領域では点検や維持作業、交通規制などの機械化に取り組むほか、保全マネジメント領域では3次元モニタリングによる保全管理基盤の構築や、統合DB構築とBIツールによる多角的分析などに取り組む。地域活性化領域では保有技術を活用した地域点検支援に取り組む。
技術開発は外部との連携を軸に進める。イノベーション交流会は、その中核組織の位置付けで、2019年度は▽移動体監視による路面状況などの把握の効率化▽変状データ分析・維持修繕計画策定の高度化▽工事規制の高度化・効率化を重点検討テーマとする。勉強会を月に1回程度開き、ニーズ・シーズを抽出し、実証試験を実施する。
重点テーマのうち、変状データ分析・維持修繕計画策定では、第5世代通信規格(5G)とセンサー技術を利用した構造物の変状検知、人工知能(AI)による画像処理からの損傷判定、変状箇所の3Dモデルでの可視化などの実証を目指・・紙面に続く