旧秩父橋で直轄診断 関東地整、国総研ら/昭和初期アーチ橋 著しい損傷

旧秩父橋

 関東地方整備局と国土技術政策総合研究所、土木研究所で構成する「道路メンテナンス技術集団」(リーダー・荒川正秋同局関東道路メンテナンスセンター長)が6日、埼玉県秩父市が管理する旧秩父橋の直轄診断を実施した。橋梁点検車を使って橋梁に近づき、目視で老朽度合いを調べた。埼玉県内での代行直轄診断は今回が初めて。
旧秩父橋は橋長134・6mの3径間連続RC開腹式アーチ橋で、昭和6年の完成から88年が経過している。
昭和初期に建設されたコンクリートアーチ橋の特殊構造であり、主桁やアーチリブなどに剥離や鉄筋露出などの損傷が著しく、加えて、鋼板接着部に浮きなどの損傷があることから補修・補強部材の再劣化が疑われ、劣化の詳細な点検と補修工法の検討に高度な技術力が必要・・紙面に続く