名高速中期経営計画 19~21年度の数値目標で /大規模修繕完了延長60%、橋梁点検率54%に/早期補修不要の橋梁90%へ、ジョイント補修や桁塗替えなど予防保全で

名高速が公表した2019~21年度の中期経営計画によると、前中期経営計画(16~18年度)で重点施策に掲げた大規模修繕は、計画通り工事を実施、目標の進捗通りに進んでいる。大規模修繕対象の39・7kmのうち、床版下面からの修繕が完了した供用延長の累計割合は、16年度末が2%、17年度末が13%、18年度末が25%。
前中経を受け、19年度からの今中経では、達成目標として、19年度末で35%、20年度末で45%、21年度末で61%を掲げている。
またこれとは別に構造物の維持管理として、点検やリフレッシュ工事も進める。
19年度からの新規事業が橋梁の定期点検と、快適な走行を提供するための舗装補修。
橋梁点検は、5年に1回の点検を実施するもの。近接目視点検や、走行しながら床版内部を非破壊検査で診断する特殊車両による検査などをするもので、点検達成目標は累計で19年度が18%、20年度が42%、21年度が54%。
舗装補修は、道路巡回による日常的な点検や定期点検によって舗装路面状況を適切に把握、補修を進めるもので、毎年度の快適走行路面率を97%以上にすることを目指している。快適走行路面率とは、舗装路面総延長のうち、高速走行でも快適で安定した走行が可能となる舗装路面が占める割合。
橋梁の維持補修としては、大規模修繕路線を除き、引き続き毎年度の道路構造物保全率を90%以上に保つことを目指す。道路構造物保全率とは早期に補修を必要としない橋梁数(径間数)の割合。点検結果から判定された緊急性などを考慮しながら、計画的にジョイントの補修や桁の塗替えなど実施し、保全率を保つよう取組む。
新技術を活用した維持管理の高度化や効率化にも引き続き取り組む。パトロール車両に搭載したレーザースキャナや高視野角カメラで、・・紙面に続く