名高速 管理35橋2861径間の20年度までの計画公表 /残り2カ年で10橋点検、13橋修繕

名高速 点検計画・修繕計画(橋梁)
名高速の橋梁管理数量と定期点検結果

 名高速は2019年1月に、道路施設の個別施設計画を公表した。14年度から20年度までの7年間の点検と修繕計画と進捗、ならびに管理構造物の現況と課題をまとめたもので、対象施設は橋梁、トンネル、大型カルバート、門型標識。
これらの修繕などにかかる事業費は、すでに国土交通大臣による料金認可を受けた際に計上されており、維持管理費と、大規模修繕工事を含む修繕費はそれぞれ、15年度が43億円と133億円、20年度が38億円と178億円、25年度が40億円と42億円、30年度が38億円と31億円。
このうち橋梁をみると、管理する橋梁は18年度末現在35橋(2861径間)で、建設後の平均経過年数は約24年。建設後40年を越える橋梁数の割合は、現在は0%だが、10年後には約43%、20年後には約63%を越え、高齢化が急速に進む。
公社は、これまでの定期点検による状態把握(早期発見)、点検結果に基づく確実な対策(早期補修)に加え、繰り返し補修を実施しても構造物の健全性を引き上げることができず、重大な損傷や第三者に被害を及ぼす損傷に進展し、通行止め等が発生するおそれのある箇所については、大規模修繕工事等の着実な実施が必要だとしている。
2014年度からの定期点検の進捗は、14年度が0橋0径間で0%、15年度が2橋519径間、16年度が3橋604径間、17年度が16橋637径間で、17年度末までの累計は21橋1760径間で、橋数・径間数とも約6割。
定期点検の判定結果は17年度末までの累計で、構造物の機能に支障をきたしていない健全な状態である区分Ⅰが6橋(点検済み橋梁の29%)、1403径間(点検済み径間の80%)、構造物の機能に支障が生じていないが予防保全の観点から措置を講ずる事が望ましい状態である予防保全段階の区分Ⅱが13橋(62%)、351径間(20%)、構造物の機能に支障が生じる可能性があり早期に措置を講ずべき状態である早期措置段階の区分Ⅲが2橋(10%)、6径間(0%)、構造物の機能に支障が生じている又は生じる可能性が著しく高く緊急に措置を講ずべき状態である緊急措置段階の区分Ⅳはなかった。
今後の定期点検と修繕の計画によれば、定期点検は2019年度に4橋、20年度6橋を予定。修繕計画は19年度に7橋、20年度に13橋を予定・・紙面に続く

名高速の維持管理費と修繕費