18年度建設業倒産 9・2%減 過去30年で最少 /負債総額は14・8%増 エム・テック要因

東京商工リサーチが8日発表した2018年度の建設業倒産件数(負債100
0万円以上の企業倒産)は、前年度比9・2%減の1405件となり、年度ベー
スで10年連続の減少となった。1989年度以降の30年間で過去最少を更新
。一方、負債総額は14・8%増の1764億7000万円となり、5年ぶりに
前年度を上回った。増加の要因には、エム・テックの大型倒産(負債額253億
4900万円)を挙げている。
地区別の倒産件数は調査対象計9地区のうち6地区で減少。最も減少幅が大き
かった北海道が42件(前年度比25・0%)となった。
業種別の倒産件数は、総合工事業が676件(6・8%減)、職別工事業が4
52件(9・6%減)、設備工事業が277件(13・9%減)。
原因別は「受注不振」が888件(5・6%減)で全体の6割。次いで「既往
のしわ寄せ」が306件(10・7%減)、「運転資金の欠乏」が74件(19
・5%減)など‥紙面に続く