高炉スラグ細骨材使用のPCa製品/  土木学会 設計・製造・施工指針案作成

土木学会は、「高炉スラグ細骨材を用いたプレキャスト(PCa)コンクリー
ト製品の設計・製造・施工指針(案)」をまとめた。高炉スラグは微粉末や細骨
材として使うと遮塩性能と耐凍害性能が向上することで知られ、細骨材として使
った場合、コンクリートの乾燥収縮ひずみとクリープが低減できる。今般の指針
案では、こうした高炉スラグの特性を生かし、耐久性に優れたPCa部材を製造
するための設計、製造、施工過程の留意点を示している。
指針案は、コンクリート委員会の「SIP対応高炉スラグ細骨材を用いたPC
aコンクリート部材に関する研究小委員会」(委員長・河野広隆京都大学教授)
が作成。PCa化は建設現場の生産性を上げるツールの一つとして位置づけられ
るi-Conのメニューでもあり、熟練作業員の不足に対応した施工の合理化に有
効とされる。今般の指針を、活用の増加が見込まれるPCa製品の品質確保に役
立ててもらう考えだ。
指針案の概要を説明する講習会は札幌と東京の2カ所で開かれる。申し込みは
土木学会ホームページ(http://www.jsce.or.jp/eve
nt/active/information.asp)からできる。
講習会の会場・日時は札幌が、‥紙面に続く