本四耐震工事 2019年度は新規6件48橋発注 /21年度までの完了を目指すプロの一環

本四耐震2019年度発注予定

本四高速は管轄する3路線で陸上部橋梁の耐震補強を計画している。熊本地震のを受けて2016年に国が定めた「30年以内に震度6以上の地震が発生する確率が26%以上の地域」にある橋梁は2021年度までに、これ以外の地域にある橋梁は26年度までの耐震補強完了を目指す。
これまで南海トラフ地震などの大規模地震災害への備えとして、代替路がない海峡部の長大橋などを優先的に実施。16年度までに神戸淡路鳴門自動車道の明石海峡大橋と大鳴門橋の耐震化を完了し、現在は瀬戸中央自動車道の瀬戸大橋で20年度の事業完了に向けて工事を進めている。
陸上部で耐震化を実施する橋梁は、神戸淡路鳴門自動車道2区間と瀬戸中央自動車道2区間、西瀬戸自動車道(瀬戸内しまなみ海道)4区間。神戸淡路鳴門自動車道2区間の北淡IC~室津PA間では4橋、36径間が対象、津名‐宮IC~淡路島南IC間では33橋、215径間が対象。
瀬戸中央自動車道2区間の早島IC~水島IC間では31橋、391径間が対象、
坂出北IC~坂出IC間では8橋、32径間が対象。西瀬戸自動車道(瀬戸内しま
なみ海道)4区間の西瀬戸尾道IC~向島IC間では新尾道大橋(鋼斜張橋)、因
島南IC~生口島北IC間では生口橋(複合斜張橋)、生口島南IC~大三島I
C間では多々羅大橋(鋼斜張橋)、大三島IC~伯方島IC間では大三島橋(鋼アー
チ橋)が対象。
これらはいずれの橋梁も地盤が軟弱な地域に設置されており、現在、全区間計
12件の耐震補強設計を進めている。この業務では現況の耐震性能の照査のほか
、免震・制震構造化、橋脚補強、支承取替えなど耐震補強工法の選定もする。
19年5月までに設計を完了し、同第2四半期以降に順次工事を発注する見通
し。19年度からの現地着手、21年度完了を目指す。19年度の耐震補強工事
の発注見通しは、6件48橋を予定しており、‥紙面に続く

本四高速で進む耐震補強の路線図
本四高速で進む耐震補強の路線図
本四高速の耐震補強 進捗