国交省 データプラットフォーム構築へ 18年度内に整備計画策定 測量から設計、施工、維持管理まで 3Dデータを位置情報でひもづけ データ活用 民間と連携しイノベーション創出

国交省は、国土や経済活動などに関する官民のデータ連携基盤となる「国土交通データプラットフォーム」の構築に着手する。国交省が保有するデータと民間などのデータを連携させ、フィジカル空間(現実空間)の事象をサイバー空間(仮想空間)に再現するデジタルツインにより、業務の効率化やスマートシティなどの国交省の施策の高度化、産学官連携によるイノベーションの創出を目指す。年度内に整備計画を策定。2019年度には、国土交通データプラットフォーム上に一部の都市の3次元(3D)モデルであるインフラデータプラットフォームを試作し、これを経済活動や自然現象などのデータでシュミレーションすることを試行する。将来的にはこのシミュレーションで得た結果をフィジカル空間に反映して課題解決を図ることに使う。20年には、国が進める統合イノベーション戦略と連動させるための、分野間データ連携基盤の整備を進め、22年の本格稼働を目指す。
昨年11月の「国土交通技術行政の基本政策懇談会」の検討成果を受けて、今後の方向性として、データに基づく政策の立案・実施や民間のイノベーションを促進する「データ駆動型」行政を推進していく一環。
国交省はデータプラットフォーム構想の実現に向け、まず基盤地図や地盤情報、構造物といった国土のデータを位置情報でひも付けし、同一地図上に表示してサイバー空間に再現するインフラデータプラットフォームを構築する。構造物データには、ドローンな‥紙面に続く