長崎市にAI技術の開発拠点開設へ /県、長崎大の橋梁知見と富士の技術力融合/ まずは橋梁に着手 実証実験も予定

富士フイルムホールディングスは、長崎市に次世代AI技術の開発拠点「Brain(s)九州」を3月1日に開設する。開設当初は、橋梁をはじめとする社会インフラの維持・管理に関するデータを豊富に蓄積している長崎県および土木工学に関する豊富な知見をもつ長崎大学大学院工学研究科と協業し、橋梁など社会インフラ構造物の点検・診断業務を効率化する次世代AI技術の研究と、AI技術を活用したソリューションの社会実装に取り組む。将来的には、社会インフラ診断だけでなく、さまざまな領域の社会課題を解決するITソリューションの開発・提供を目指す。
今回開設する新拠点「Brain(s)九州」では、同社の画像解析・AI技術と、長崎大学が有する土木工学・社会インフラ維持管理の知見を融合させ、社会インフラ点検に向けたAI技術を共同で開発する。さらに、長崎県の協力を得て、県内の橋梁施設などを対象に、開発したAI技術による実証実験も実施する。
同社は、主に画像診断や一般写真の分野で、画像から必要な情報を読み取るAI技術を開発しており、これまでに、橋梁やトンネルなどのひび割れ点検業務を大幅に効率化する社会インフラ画‥紙面に続く