川崎周辺で進む大橋梁プロ/600m超の複合ラーメン橋の建設が進む羽田連絡道路/900mの斜張橋が進む臨港道路

臨港道路900m斜張橋イメージ
臨港道路斜張橋縦断図

 川崎市は4日に19年度一般会計予算案を発表、橋梁関連では、600m超の複合ラーメン橋の建設が進む羽田連絡道路、900mの斜張橋建設が進捗する臨港道路東扇島水江町線の整備促進や、等々力大橋(橋長約400m)・末吉橋整備などを推進、横浜市高速鉄道3号線延伸に関する調査などを計上した。
予算案は7590億66百万円(前年度比3・0%増)となり、5年連続で過去最大を更新。特別会計と企業会計を加えた総額は1兆4608億円(1・1%増)。投資的経費は前年度比6・1%減の918億86百万円。前年度を下回った背景には、全線地下化で工事が進捗する京浜急行大師線連続立体交差の事業費減などがある。
幹線道路網の整備・局所的な渋滞対策には97億67百万円を計上、JR南武線連続立体交差化、(仮称)等々力大橋・末吉橋整備などを推進する。横浜市高速鉄道3号線延伸に関する調査には1億1百万円を計上。
臨海部ビジョンに基づいた臨海部の活性化には1980億72百万円を計上し、羽田連絡道路ならびに臨港道路東扇島水江町線の整備、東扇島掘り込み部の土地造成などを推進する。
羽田連絡道路は、東京都、川崎市、国交省航空局が事業の施行者となり進めている事業で、都市計画道路環状第8号線と都市計画道路国道409号線を結び、 多摩川を橋梁で渡河する道路を整備するもの。2020年度の完成を目指す。工事延長は870mのうち、橋梁区間は674m、このうち多摩川渡河部は602mの鋼3径間連続鋼床版箱桁橋で、河川内のRC橋脚と鋼桁を剛結する複合ラーメン構造としており、中央支間は240m。川崎側取付部は橋長72mの鋼2径間連続鈑桁橋。
事業費は用地取得を含め300億円を見込む。工事は設計施工一括方式で、五洋・日立造船・不動テトラ・横河・本間・高田機工共同企業体が217億円で契約。現場では主に下部工が進捗しており、上部工は鋼桁制作中で、夏以降の架設着手を見込む。
臨港道路東扇島水江町線整備の事業主体は国交省関東地整。整備区間は川崎区東扇島~水江町間約3㎞のほとんどが高架構造で、構成は東扇島側アプローチ部1・1㎞+京浜運河を渡河する主橋梁部の斜張橋900m+水江町側アプローチ部1㎞。
斜張橋部は京浜港湾事務所が担当し、海上で基礎と橋脚工事が進捗する。上部工は未契約だが、主橋梁部上部工の施工方法を検討する業務を昨秋、大日本コンサルタント・みちのくコンサルタントJVに委託した。
1月30日にあった関東地整事業評価監視委員会の再評価によると、事業費が前回評価時の平成28年度の比べ440億円増加し、980億円となった。増加の要因と増加額としては▽東日本大震災などの大規模地震の最新の知見を踏まえた耐震‥紙面に続く

臨港道路斜張橋事業費増羽化の要因内訳
臨港道路900m斜張橋事業費増化の技術的説明
羽田連絡道路イメージ
等々力大橋イメージ