本四 管理3路線で陸上部橋梁耐震補強 /21年度末の完了めざす /12件で設計進む

本四耐震計画

本四高速は、管轄する3路線で陸上部橋梁の耐震補強を計画している。
熊本地震の発生を受けて16年に国が定めた「30年以内に震度6以上の地震が発生する確率が26%以上の地域」にある橋梁は2021年度までに、これ以外の地域にある橋梁は2026年度までの耐震補強完了を目指す。
本四ではこれまで南海トラフ地震などの大規模地震災害への備えとして、代替路がない海峡部の長大橋などを優先に耐震補強を実施。16年度までに神戸淡路鳴門自動車道の明石海峡大橋と大鳴門橋の耐震化を完了し、現在は瀬戸中央自動車道の瀬戸大橋で20年度の事業完了に向けて工事が進められている。
陸上部で耐震化を実施する橋梁は、神戸淡路鳴門自動車道2区間と瀬戸中央自動車道2区間、西瀬戸自動車道(瀬戸内しまなみ海道)4区間。
神戸淡路鳴門自動車道2区間の北淡IC~室津PA間では4橋、36径間が対象、津名‐宮IC~淡路島南IC間では33橋、215径間が対象。瀬戸中央自動車道2区間の早島IC~水島IC間では31橋、391径間が対象、坂出北IC~坂出IC間では8橋、32径間が対象。西瀬戸自動車道(瀬戸内しまなみ海道)4区間の西瀬戸尾道IC~向島IC間では新尾道大橋(鋼斜張橋)、因島南IC~生口島北IC間では生口橋(複合斜張橋)、生口島南IC~大三島IC間では多々羅大橋(鋼斜張橋)、大三島IC~伯方島IC間では大三島橋(鋼アーチ橋)が対象。
これらはいずれの橋梁も地盤が軟弱な地域に設置されており、現在、全区間計12件の耐震補強設計を進めている。この業務では現況の耐震性能の照査のほか、免震・制震構造化、橋脚補強、支承取替えなど耐震補強工法の選定もする。
19年1~5月に設計を完了し、同第2四半期以降に順次工事を発注する見通し。19年度からの現地着手、21年曇完了を目指す。耐震補強工事の発注予定は同4月1日に同社ホームページに掲載される。
陸上部耐震補強の対象区間は次の通り。▽区間=①管轄②橋梁数③代表的な橋梁
▼神戸淡路鳴門自動車道
▽北淡~室津=①神戸管理センター②4③【室津高架橋】(上部工形式:PC10 径間連続箱桁 基礎工形式:直接基礎、場所打ち杭 橋 長:上り線 410.1m、下り線 410.1m 支 間 割:上り線 33.3m~56.0m、下り線 33.3m~56.0m)
▽津名一宮~淡路島南=①鳴門管理センター②33③【洲本皿池橋】(上部工形式:PC2径間連結合成桁 基礎工形式:直接基礎 橋 長:上り線 58.9m、下り線 58.9m 支 間 割:上り線 28.5m、下り線 28.5m)
【志知高架橋】(上部工形式:上り線 RC7径間連続中空床版桁+RC6径間連続中空床版桁 下り線 RC7径間連続中空床版橋+RC7径間連続中空床版橋 基礎工形式:場所打ち杭 橋 長:上り線 253.0m、下り線 253.0m 支 間 割:上り線 18.05m~18.25m、下り線 18.05~18.25m)
▼瀬戸中央自動車道
▽早島~水島=①岡山管理センター②31③【西田高架橋】(上部工形式:上り線 鋼単純非合成 I 桁+鋼 2 径間連続非合成 I 桁+鋼 3 径間 連続非合成 I 桁+PC5 径間連結プレテン T 桁×2 連+PC4 径間連結プレテン T 桁+PC5 径間連結プレテン T 桁+PC4 径間連結プレテン T 桁×2 連+PC5 径間連結プレテン T 桁×3 連 下り線 鋼 2 径間連続非合成 I 桁+鋼 3 径間連続非合成 I 桁×2 連+PC5 径間連結プレテン T 桁×2 連+PC4 径間連結プレ テン T 桁+PC5 径間連結プレテン T 桁+PC4 径間連結プレ テン T 桁×2 連+PC5 径間連結プレテン T 桁×3 連 基礎工形式:場所打ち杭 橋 長:上り線 771.5m、下り線 784.0m 支 間 割:上り線 16.95m~42.0m、下り線 16.95m~43.8m)
【亀山高架橋】(上部工形式:‥紙面に続く