第4次産業革命 独米中で / デジタル新大陸 新たなビジネス領域に

日独米中「第4次産業革命」ストラテジー

i-Conの周辺環境を広角で見てみよう。
3Dプリンタは橋を架けているだけではない。CADデータをもとに3次元で物体を再現する3Dプリンティングの技術(付加製造技術)。ダートマス大学のリチャード・ダベニー博士は指摘する。今後5年以内に完全に自動化され、高速で大量生産できる付加製造システムが登場し、標準的な部品の生産でさえも経済的になる。新しい付加製造システムの柔軟性のおかげで多くの製品でカスタマイズや細分化が活発化し、従来型の大量生産はさらに市場シェアを落とすだろうと。目下進行中の付加製造革命を考えるにつれ、新しい高性能な3Dプリンタが熟練工にとってかわり、すべての企業、それどころか製造業を中核とする国さえもが無人の生産に移行するような世界、機械化された組織では3Dプリンタの世話をするぐらいしか仕事がないかもしれない世界が、遠からずやってくると。理由は一度でも付加製造を試し、その柔軟さのメリットを味わった企業は大概深くのめり込むことになるし、より多くの材料がプリント可能になるにつれ、さらに多くのメーカーと製品がその動きに追随、よって3Dプリンティング設備と材料のコストが下がるのに合わせ、従来の製造業に残された規模の経済という優位性も小さくなりつつあるからだとい・・・続きは4月9日付紙面に