【特集・Something(=土木)×Technology→Innovation(第4次産業革命)!】 i-Constructionってなに?

Q 最近よく聞くi-Constructionってなにかな?土工の技術なの?

A 土工だけじゃなくて公共事業全体の話だよ。
国土交通省は「調査・測量から設計、施工、検査、維持管理・更新までの全ての建設生産プロセスでICTなどを活用して、生産性向上を図る取り組み」と定義している。
簡単に言うと、今困っていること例えば手戻りや無駄の発生、そしてこれから困りそうなこと例えば人手不足、こうしたことを解決するための仕組み・ツールとして期待されている。旧来の産業に先端技術を取り入れて(Something×Technology)イノベーションを創出し、付加価値と成長を手にする「×Tech(クロステック)」が盛んだけど、i-Conもその一つ。ICT(情報通信技術)や、AI、IoT、ロボティクスなどの先端技術を取り入れて、今まで別個に動いていた業務をつないで情報を共有することで、業務の手戻りや無駄を省いて、生産性を上げ、結果として利益率を上げたり、就労時間を短縮したり、つまり処遇改善できるようにもなる。処遇改善としては新3Kを掲げているよ。給料(K)が良くて、休暇(K)が取れて、希望(K)が持てる建設現場に変えていくんだって。
国交省はこれまで、3Dマシンコントロールなどを使った情報化施工や、構造物の3Dモデルを使って設計施工をするCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)、ドローンやロボットを使った構造物の点検、補修など、いろいろなICT関連の設計、施工、維持管理技術の導入や開発を進めてきている。「生産性革命元年」である2016年度からはこれらの技術を統合し、建設生産プロセスをより全体的・包括的に捉えたうえで、IoT、AIなどの先端技術を取り込み、公共事業、建設業の生産性を抜本的に向上させるi-Conに取り組み始めたんだ。ちなみ
に2017年度は生産性革命をさらに進める「前進の年」、2018年度は「深化の年」と位置付けている・・・続きは4月9日付紙面に