福岡北九州高速道路公社は7月5日に令和3年度運営会議を開き、課題と取り組みなどを報告・確認した。
橋梁についてみると、福岡高速では、路線延長の約3割が供用から30年以上経過したことや、交通量の増加に伴い老朽化が進んでいることから、2012年度から老朽化・予防保全事業を実施中だ。
対象路線は福岡高速1~5号線で、事業期間は2012年度~2031年度の20年間。主な対策工事は、▽剥離・鉄筋露出部の断面修復▽ひび割れの補修▽床版防水▽炭素繊維シート貼付▽鋼桁の塗装塗替など。
最初に供用し、老朽化が進んでいる1号線(香椎~東浜)から工事を進めており、2020年度から著しい損傷が確認された2号線(榎田~水城)にも着手している。
北九州高速では、‥紙面へ