国内初 UFC道路橋床版を高速道本線に
阪神高速 床版取替工事に適用
工程半減 通行止め大幅に短縮

阪神高速④

 阪神高速は、「UFC道路橋床版」を、阪神高速12号守口線本線の床版取替工事に適用した。UFC道路橋床版を適用した高速道路本線の床版取替工事は国内初という。
 UFCとは超高強度繊維補強コンクリート(Ultra-high strength Fiber reinforced Concrete)のことで、蒸気養生を行い、水結合材比が15%程度、圧縮強度が150N/mm2以上で、極めて緻密な鋼繊維補強コンクリートのこと。
 UFC道路橋床版は2018年に阪神高速15号堺線玉出入口の床版取替工事に採用していたが、これと比べ12号守口本線では床版架設の工程を半減し、通行止め期間を大幅に短縮した。
 同社は、今回の工事で得られた高速道路本線における床版取替工事の知見を生かし、高度成長期に建設され老朽化が進行している床版の大規模なリニューアル工事に向けた検討を進め、技術のさらなる向上を図っていく考えだ。
 高速道路の床版取替工事において、高度成長期に建設された鉄筋コンクリート床版を現行の設計基準で設計された新しい床版に取替える際、床版が厚く重い構造となるため、床版を支える鋼桁、橋脚、基礎構造などに補強が必要となる場合がある。この課題を解決するため、阪神高速は鹿島建設と2011年からUFCを用いた軽量かつ耐久性の高いUFC道路橋床版の開発に取り組んできた。
 今回の本線での工事では工程短縮を実現するため、‥紙面へ

阪神高速①
阪神高速①
阪神高速②
阪神高速②
阪神高速③
阪神高速③